この記事では、「ボロボロ」の言い換えや同義語について紹介します。
ビジネスシーンで使えるフォーマルな表現と、友人同士で使えるカジュアルな表現に分けて解説します。
一緒に勉強していきましょう!
ビジネスでの「ボロボロ」の言い換え
以下に、ビジネスシーンで使える、少しフォーマルな言い換え語をご紹介します。
憔悴
疲れ切ってやつれている状態を示します。
見た目で疲労が明らかな人に対して使います。
滅茶苦茶
ありえないほど壊れていたり混乱した状態を表します。
例:「この企画書は無理がありすぎて滅茶苦茶だ」
年季が入った
長年使われてきたことで劣化が見られることをやんわりと伝える表現です。
物を大事に使ってきたというニュアンスも含まれます。
傷んでいる
傷がつくタイプのダメージがある状態を指します。
変質している場合にも使います。
使い古した
長期間使い続けて劣化した状態を表します。
「ボロボロ」を具体的に言い換えた表現です。
壊滅的
大きな力によって破壊されたような状態を示します。
「ボロボロ」よりも人為的な力が加わっている印象があります。
もろくなった
触ったら今にも崩れそうなくらい弱くなった状態を表します。
くたびれた
劣化した状態を柔らかく表現します。
長年使ってきたことが感じられるニュアンスです。
「ボロボロ」の意味とは?
以下に、ボロボロの基本的な意味をご紹介します。
「ボロボロ」の意味
- くたびれていてあまり印象が良くない様子。
- 古くなって劣化したり、摩耗した状態。
- 古くなり、壊れたり破れたりしている状態。
例文
- この本はとても古く、保存状態が悪いため、表紙がボロボロになっている。
- 自転車で派手に転んで、お気に入りの服がボロボロになってしまった。
- 長年使い続けたパソコンがボロボロで、買い替えを検討している。
注意点
- 「空気がボロボロだ」「水がボロボロだ」など、状態が視覚的または触覚的に認識しにくいものには使えません。
- 壊れて使えない状態を指す言葉のため、少し傷がついただけでは使用しません。
- 物が溢れる際に使う場合は、いくつかこぼれ落ちる状況を指し、1つだけ落ちた場合には使いません。
- 主にマイナスの意味で使用されます。
カジュアルでの「ボロボロ」の言い換え
友人同士で使いやすいカジュアルな言い換え表現を紹介します。
使い倒した
長期間使用して壊れかけている状態を示します。
愛用してきたことを表現する際にも使われます。
壊れ気味
機能を果たさなくなったものを指します。
役に立たない状態や修復不可能なダメージを受けたことを示します。
メチャメチャ
完全に壊れてしまったり、秩序が乱れている状態を表します。
物が壊れたり、混乱が激しい状況で使用します。
へとへと
体や心が極度に疲れている状態を指します。
物が壊れているわけではありませんが、非常に疲労していることを示します。
ズタボロ
切り裂かれてボロボロになった状態を指します。
例:「お気に入りの服がズタボロになった」
グチャグチャ
水分を含んだものが形を崩してしまった状態を示します。
例:「買い物袋を落として卵がグチャグチャになった」
見るも無残
ひどく壊れている状態を軽く説明する際に使います。
友人に物が壊れていることを軽く伝えたい時に適しています。
ボロボロのカタカナ・英語の言い換え
- worn-out
- ズタボロ
- tattered
- ズタズタ
ボロボロの言い換えについてのまとめ
以上が「ボロボロ」の言い換え表現の提案でした。
多様な表現があることが分かりましたね。
基本的な意味は同じでも、ニュアンスに微妙な違いがあるため、状況に応じて適切に使い分けることが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました!