この記事では、「ボロを出す」の言い換え表現や同義語(類義語)について解説します。
- ビジネスで使えるフォーマルな表現
- 友達同士で使えるカジュアルな表現
これらのアイデアをいくつかまとめました。
ここで紹介するのは、実際に使われている言葉ばかりです。
一緒に勉強していきましょう!
ビジネスシーンでの「ボロを出す」の言い換え
ビジネスシーンで使えるフォーマルな言い換え表現を紹介します。
ミスを犯す
最初の言い換え表現は「ミスを犯す」です。
これは、元の言葉よりもデメリットが少ない場合に使えます。
ただし、「ボロを出して笑いものになる」というニュアンスにはやや欠けるかもしれません。
メッキが剥げる
次の表現は「メッキが剥げる」です。
これは、「うわべの飾りや見た目の良さの裏にあるマイナス面が露わになる」という意味合いを伝えるのに適しています。
化けの皮が剥がれる
「化けの皮が剥がれる」は、隠していた正体や物事の真相が露見することを意味します。
誤謬
「誤謬」は、その人の認識と客観的事実が一致していないことを表します。
自縄自縛
「自縄自縛」は、自分の言行で自分の動きが取れなくなり苦しむことを表します。
自滅する
「自滅する」は、元の言葉よりもデメリットが少ない場合に使えます。
ただし、笑いものになるニュアンスには欠けるかもしれません。
醜態を晒す
「醜態を晒す」は、恥を晒すことを表します。
ビジネスの場での戒めとして使うことができます。
正体を暴く
「正体を暴く」は、そのものの本当の姿や性格を露わにすることを意味します。
綻びが出る
「綻びが出る」は、「ボロが出る」と同じ意味ですが、より上品な表現です。
馬脚を現す
「馬脚を現す」は、隠していた事が露わになることを意味します。
「ボロを出す」の意味とは?
まず、「ボロを出す」とはどんな意味なのかを確認しましょう。
意味
短所や欠点を見せる、失敗の跡を現わす、隠していた欠点が明らかになることを指します。
例文
- やっぱりね。どうも怪しいと思っていたのよ。案の定、ボロを出したわね。
- ともこちゃんは賢いので、話をしているとボロを出しそうでひやりとする。
- あいつでかいことばかり言ってるけど、そのうち間違いなくボロを出す。
注意点
この言葉を使う際の注意点は以下の通りです。
- 不都合な点が隠しきれずに明らかになるさまを表すため、あまり良い意味では使われません。
- 荒い言葉なので、状況に応じて言い換えることが無難です。
カジュアルでの「ボロを出す」の言い換え
友達同士で使えるカジュアルな言い換え表現を紹介します。
馬脚をあらわす
まずは、「馬脚をあらわす」です。
「馬脚を露わす」は、芝居で馬の足の役者が見せてはいけない姿をうっかり見せてしまうことから来ており、隠していたことが露わになる、つまり「化けの皮が剥がれる」という意味です。
本性が出る
次に、「本性が出る」です。
「ボロが出る」よりも、隠されていた部分の悪さが強調されるため、怖い状況で使われることが多いです。
アラが出る
続いて、「アラが出る」です。
隠していた欠点や不具合が露見することを表します。
「ボロが出る」とほぼ同じ意味ですが、「粗」の方が洗練されていない様子をイメージさせます。
バレる
4つ目は、「バレる」です。
「ボロを出す」は年配の人が使うイメージがありますが、「バレる」の方が若い世代にとって馴染みがあります。
日常会話でも軽く使えます。
メッキが剥げる
5つ目は、「メッキが剥げる」です。
見せかけだけの高級感が剥がれ、本物ではないことが露見する様子を表します。
「ボロが出る」の状況に最適です。
化けの皮が剥がれる
6つ目は、「化けの皮が剥がれる」です。
醜い内面が表に出ることを表し、人の裏表を強調する表現です。
自分の首を絞める
7つ目は、「自分の首を絞める」です。
自分で自分を苦しめる状況を作り出すさまを表します。
悪い結果を自ら引き起こす場合に使います。
尻尾を出す
8つ目は、「尻尾を出す」です。
狐や狸が尻尾を出して正体がバレることから、隠していたことが露見する様子を意味します。
破綻
9つ目は、「破綻」です。
物事が繕えないほどに崩壊する様子を表し、手直しができない状況を示します。
馬脚を現す
10個目は、「馬脚を現す」です。
「隠していたことが露わになる」「化けの皮が剥がれる」という意味を表現する場合に使います。
ボロを出すのカタカナ・英語の言い換え
- ラグ カムス アウト
- give oneself away
- フェイク
- show one’s true colors
- エクスポーズ
- デスクローズ
- デイテクト
ボロを出すの言い換えについてのまとめ
以上が、「ボロを出す」の言い換え表現のおすすめリストでした。
さまざまな表現が存在することがわかりましたね。
基本的な意味は同じでも、ニュアンスが少しずつ異なるため、シチュエーションに応じて適切な表現を使い分けるようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!