この記事では、「どんどん」の代替表現や同義語について紹介します。
- ビジネスシーンで使用できるフォーマルな表現
- 友人同士で使えるカジュアルな表現
この2つに分けて、いくつかのアイデアをまとめました。
一緒に勉強していきましょう!
ビジネスでの「どんどん」の言い換え
ビジネスで使用できるフォーマルな代替語を紹介します。
着実に
まずは「着実に」です。
「どんどん」は物を叩く音を連想させるため、ビジネスの文脈にはあまり適していないかもしれません。
「着実に」は成長や進展を示す際に使われるため、ビジネスシーンに適しています。
さらに
次に「さらに」です。
「現状よりさらに」という意味で、「多く」というニュアンスもありますが、「今よりもっと」という意味が強く、英語の「more」に近いです。
「どんどん」は現状に言及するニュアンスがほとんどありません。
より一層
次に「より一層」です。
現在よりもさらに進んでいる段階を示します。
ビジネス文書でよく使われ、「より一層のご活躍をお祈りいたします」などの表現に適しています。
引き続きお願いします
次に「引き続きお願いします」です。
場合によっては弱いニュアンスに受け取られることがあるため、前後の文脈に注意が必要です。
ますます
次に「ますます」です。
ビジネスの定型文でよく使われるため、フォーマルな場面や目上の方に対して適した表現です。
急速に
次に「急速に」です。
「どんどん」は多くの意味を含む便利な言葉ですが、ビジネスでは「弊社はどんどん成長しています」よりも「弊社は急速に成長しています」の方が適切です。
継続的に
次に「継続的に」です。
「どんどん」は計画性をあまり考えず、とにかく進めるイメージですが、「継続的に」は計画性があり、積み重ねながら進めていく感じがあります。
次々に
次に「次々に」です。
「次から次へ」というニュアンスで、水や楽しさなど数えにくいものに対してはあまり適していないかもしれません。
積極的に
次に「積極的に」です。
「どんどん」は感覚的な表現で、上位の立場の人が下位の立場の人に使うイメージがありますが、「積極的に」はどの立場でも使え、よりスマートに聞こえます。
着々と
次に「着々と」です。
堅実で確実に一歩一歩進んでいることを示します。
「どんどん」だと少し稚拙な印象がありますが、「着々と」は上司や顧客相手に報告する際におすすめです。
滞りなく
最後に「滞りなく」です。
スムーズに進む様子を示します。
「どんどん」に比べて硬めの表現で、ビジネスで使いやすいです。
どんどんの意味とは
まずは「どんどん」の意味を確認しましょう。
基本的な意味
- 物を連続して強く打ったり、大きな音を立てたりする音を示す言葉。
- 物事が勢いよく進行する様子。
- また、ためらわずに行動する様子。
例文
次に、「どんどん」を用いた例文を紹介します。
- 今日は朝から気持ちが良い。おかげで、仕事がどんどん進んでいる。
- 人類は進化を重ね、最終的に体中の毛が全く無くなりどんどんツルツルになった。
- 恋愛初心者の私は、顔が良くお金持ちなあなたにどんどん惹かれていく。
注意点
この言葉を使う上での注意点は以下のとおりです。
- 幼稚に聞こえることもあります。
- 変化していく様子や動きを表す言葉の前に使うと良いでしょう。
- 「どんどんやってください」といった使い方は、教師と生徒などの上下関係が明確な場面では一般的ですが、職場の上司などには適さないため注意が必要です。
カジュアルでの「どんどん」の言い換え
友人同士で使えるカジュアルな表現を紹介します。
ガンガン
まずは「ガンガン」です。
「どんどん」よりもさらに砕けた表現で、親しい友人にのみ使える言葉です。
グイグイ
次に「グイグイ」です。
勢いを強調した言葉で、今の勢いを維持してほしい時や気軽な声かけの時に使います。
受け取る側もリラックスして感じることが多いです。
ぐんぐん
次に「ぐんぐん」です。
勢いよく進むことや成長することを示します。
例えば、「植物の枝がぐんぐん伸びてきた」などと使います。
じゃんじゃん
次に「じゃんじゃん」です。
「どんどん」よりもさらにフランクに使える言葉で、同僚との飲み会などで頻繁に使われます。
だんだん
次に「だんだん」です。
親しみを感じる言葉で、「だんだん痛くなってきた」など、徐々に変化する様子を表現する時に使います。
とっとと
次に「とっとと」です。
「どんどん」と同様に物事を促す表現ですが、やや強いニュアンスを含みます。
「とっとと片付けよう」といった形で使います。
ますます
次に「ますます」です。
「どんどん」は勢いよく進むさまを表しますが、「ますます」は「ますますご活躍を~」のように、今よりさらに良くなることを応援する意味を持ちます。
めっちゃ
次に「めっちゃ」です。
非常にフランクな表現で、「どんどん」の代替として広く使われますが、進行のニュアンスはあまりなく、現在の状況が過去よりもすごいという意味になります。
もっと
次に「もっと」です。
「どんどん」よりも丁寧な印象を与える言葉です。
自分の気持ちを表す際に使うことが多く、「もっと食べたいです」「もっと知りたいです」「もっと教えてください」などの形で用いられます。
凄い勢いで
次に「凄い勢いで」です。
「どんどん」は連続して進むニュアンスがありますが、「凄い勢いで」はそのニュアンスがあまりありません。
大げさに表現したい時に使います。
どんどんのカタカナ・英語の言い換え
- モア アンド モア
- ゴー アンド ゴー
- Go and Go
- ゴーゴー
- インプルーブ
- クイックリー
- ラピドリー
- オン アンド オン
- On and On
どんどんの言い換えについてのまとめ
以上が「どんどん」の代替表現のおすすめでした。
多くの言葉があり、それぞれに特徴があります。
ニュアンスの違いもありますので、シチュエーションに応じて使い分けることが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました!